梅干しによる効果はどんなことがあるの?実際に起こる良い効果と食べ方の注意点について解説

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梅干しによる効果はどんなことがあるの?実際に起こる良い効果と食べ方の注意点について解説

梅干しは日本人にとって馴染みの深い食べ物です。

普段何気なく食べている身近な食材の梅干しですが、食べることでどのような効果を得られるかご存知でしょうか。

この記事では、実際に梅干しを食べた場合、身体に起こる良い効果や食べ方、食べる時の注意点について説明します。

梅干しの効果をより効率的に摂取できるように、ぜひ最後までご覧ください。

梅流し

梅干しを食べることで起こる良い効果

梅干しを食べることで得られるさまざまな健康効果について説明します。

梅干しは日常的に取り入れることで健康維持や病気の予防ができると言われています。

具体的に紹介する内容は以下の通りです。

  • 疲労回復効果
  • 肝臓や臓器への効果
  • ダイエット効果
  • 美容や肌荒れへの効果
  • 食欲増進効果

1つずつ、説明していきます。

疲労回復効果

梅干しには疲労回復効果があります。

その理由は、梅干しに含まれるクエン酸が疲労物質である乳酸の分解をするためです。クエン酸はエネルギー代謝を活性化させ、疲労回復を促します。

たとえば、運動後や仕事で疲れた時に梅干しを食べることで、疲労感が軽減されることが期待できます。

ある研究によると、運動後に梅干を摂取したほうが翌日に生じる運動後の不快感や疲れなどは緩和され、体調を整えやすくなる可能性があるとわかりました。

疲れがたまっている方は、梅干しを試してみてください。

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参考文献:JGLOBALE「運動後の梅干摂取が血中乳酸値動態及び自覚的休調に及ぼす影響」

肝臓や臓器への効果

梅干しは肝臓や他の臓器にも良い効果があります。

梅干しに含まれる有機酸が、肝機能を向上させるためです。

具体例として、お酒を飲んだ後に梅干しを食べることで、肝臓にかかる負担を軽減し、二日酔いを和らげる効果が期待できます。

ある研究結果では、ウメ抽出物の脂肪蓄積抑制活性が認められ、ウメ抽出物には肝臓の脂肪蓄積を抑える効果があることが分かりました。

参考文献:福井県産ウメ抽出物ならびにエゴマ油成分の肝細胞脂肪蓄積抑制作用の検討「福井県立大学学術機関リポジトリ(nii.ac.jp)

ダイエット効果

梅干しを食べて適度な運動をすることで、通常以上のダイエット効果も期待できます。

主な理由として、梅にはポリフェノールやクエン酸が含まれているからです。

マウスを使ったある研究によると、梅ポリフェノールを摂取したマウスは、体重増加抑制と血清中性脂肪の低下が見られました。

このことから、梅ポリフェノールはダイエットに取り組む時に注目したい成分と言えます。

さらに、梅ポリフェノールに含まれる糖質が、腸内のビフィズス菌を増やす要因となっている、という結果も出ています。

梅酢 1リットル」は、料理にも手軽に使えて梅ポリフェノールを自然に摂ることができます。

参考文献:梅ポリフェノールの肥満モデルマウスに対するプレバイオティック効果とビフィズス菌増殖メカニズム「近畿大学学術情報リポジトリ(nii.ac.jp)

ダイエットなら焼き梅がおすすめ

梅干しには、「バニリン」という栄養素が含まれています。

「バニリン」とは、お菓子で使われる「バニラ」の香りの主成分です。

その「バニリン」が、脂肪細胞に働きかけて燃焼させるのでダイエットの観点から期待されています。

さらに加熱することで増えるので、ダイエットに興味のある方は「焼き梅」がおすすめです。「紀州焼き梅干し 70g」は、紀州南高梅を一粒一粒丁寧に焼き上げました。

また、「焼き梅」は自宅でも作ることができます。

あまちゃづる入 みなべの梅 500g」などをフライパンやトースターで焦げに気をつけながら焼くと簡単に「焼き梅」ができあがります。

美容や肌荒れへの効果

梅干しには、多くのミネラルが含まれています。

ミネラルは、身体の様々な機能の働きを助けたり調整したりしているので、美容の観点からもとても大切な栄養素です。

梅はミネラルの中でも「ナトリウム」と「カリウム」が特に多く含まれています。

ナトリウムとカリウムがバランスよく存在すると、肌の水分量やハリに良い影響がでます。

他にも、女性が不足しがちな「鉄」、健康な身体作りに必要不可欠な「マグネシウム」も梅干しに含まれるミネラルです。

また、抗酸化作用が期待されるビタミンEの一種「α-トコフェロール」や、むくみに作用するビタミンEの一種「γ-トコフェロール」も含んでいます。

さらに脂質はほとんどないので、美容を気にする方も積極的に梅を摂ると良いです。

参考文献:日本食品標準成分表「日本食品標準成分表2020年版(八訂):文部科学省 (mext.go.jp)

食欲増進効果

梅干しはクエン酸をはじめ、リンゴ酸、シュウ酸、コハク酸、酢酸など数多くの有機酸を含んでおり、その割合は梅果肉の4~5%にもなります。

その有機酸が口内の唾液の分泌を促し、食欲の増進を促します。

そのため、食欲が少ない時は梅干しを食べると梅干しに含まれる多数の有機酸が自然に食欲を回復させてくれます。

南高梅の小粒に、鰹節ときざみしそを合わせた「紀州梅干しかつお」は、海の旨味が溶け込んだ風味豊かな味を楽しむことができ、よりご飯を美味しく食べることができます。

細切りのキュウリに合わせるのもおすすめです。

食欲がない時はお湯に溶かすだけでも身体に優しい一品になります。

参考文献:北西学園大学学術情報リポジトリ「日常生活と薬膳に関する研究(第一報)民間伝承による手当法

梅干しの食べ方の注意点とデメリット

梅干しを食べる時は、食べすぎないように量に気を付けることが大切です。

梅干しにはたくさんの栄養素が含まれていますが、その中でも多くの割合を占めるのが「ナトリウム」です。

ナトリウムを摂り過ぎると消化や分解時に身体・内臓に負担をかけてしまいます。

梅干しを食べる時は多く摂り過ぎず、適量を意識して下さい。

そうすれば、梅干しは色々な有効成分で身体を助けてくれるはずです。

いつ食べるのが効果的か

梅干しを食べる最適なタイミングは、朝食や昼食時、運動後や疲れたときです。

朝食や昼食時に梅干しを摂取する理由は、梅干しに含まれるクエン酸が脂肪の燃焼を促進し、食後の血糖値の上昇を抑制する効果があるためです。

さらに食事と一緒に摂ることで効果的に働くことが期待できます。

また、運動後や疲れたときに梅干しを食べると、クエン酸による疲労回復効果が得られます。

効果的な梅干しの食べ時を意識して、健康維持やダイエットに役立てて下さい。

食べ過ぎるとどうなるのか

梅干しに多く含まれる栄養素は「ナトリウム」です。

この「ナトリウム」は塩に含まれる成分のことで、体液のバランスを正常に保ったり、神経と筋肉が機能するために必要な大切な栄養素です。

しかし梅干しを食べ過ぎると、ナトリウム過多になり、血液中のナトリウムの量が多くなります。

血液中の塩分濃度が高い状態が続くと、高血圧やむくみの原因になります。

また、のどの渇きを感じ、脱水につながる可能性も発生します。

しかし、どのような食品でもそうであるように、食べ過ぎてしまうと身体に悪い影響も出てしまいます。

身体に色々なメリットをもたらしてくれる梅干しですが、食べ過ぎには注意して下さい。

梅干しと相性の良い食べ合わせ

梅干しは乳製品のヨーグルトやチーズ、また小魚と一緒に食べるとクエン酸とカルシウムの相乗効果を期待できます。

理由は、梅干しの酸味の主成分・クエン酸はカルシウムの吸収を促進するからです。

また、梅干しとレバーもおすすめしたい組み合わせです。

梅干しには脂肪細胞を減少させるという「バニリン」という成分が含まれています。

豚・牛・鶏のレバーには代謝を促進するビタミンB2が多く含まれているので、健康や美容の面からも梅干しとレバーは積極的に摂っていきたい組み合わせです。

さらに塩分を体の外に排出してくれるカリウムを多く含む納豆やほうれん草、やまといもも梅干しと相性の良い食べ合わせです。

参考文献:日本食品標準成分表「日本食品標準成分表2020年版(八訂):文部科学省 (mext.go.jp)

梅干しと相性の悪い食べ合わせ

梅干しは美味しく健康に良い食品ですが、相性の悪い食べ合わせもあります。

特に塩分の高い食材との組み合わせは注意が必要です。

梅干しは塩分が多いため、カップラーメンなど他の高塩分の食品と一緒に摂取すると、過剰な塩分摂取につながります。

これは高血圧や腎臓への負担を増加させる可能性があります。

塩分が高い食材を一緒に食べるのを控える事で、梅干しをより効果的かつ安全に摂取できます。

実際に梅干しで効果が表れた人の声

ある研究で、高齢者の方に、毎日梅を食べることで自身の健康に対してどのような効能があると感じているか聞いてみたものがあります。

一番多かった回答が、日の丸弁当における梅干の「静菌作用」です。

実際に梅干しが食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌の増殖を防ぐ働きがあることが証明されています。

また、お酒を飲んだ後に梅干を食べると「二日酔いにならない」という経験談が多く集められています。

事実として、梅干しには「胃粘膜保護作用」があることも証明されています。

参考文献:日本保健福祉学会誌「梅の機能的効能研究―伝承の実験的証明に端を発して

梅干しには良い効果が多いので積極的に取り入れよう!

梅干しにはたくさんの良い効果が期待できます。

菌の繁殖を防ぐ静菌作用、胃を守ってくれる胃粘膜保護作用、食欲増進効果、疲労回復、食欲増進、便秘解消、交感神経の促進など、身体の外側からも内側からも私たちを守ってくれています。

ぜひ、心身を健やかに保てるように、毎日の生活に梅干しを取り入れて下さい。

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