梅干しの食べ過ぎは大丈夫?塩分が多い?1日何個まで食べられるのかや健康のリスクを梅干し農家が徹底解説

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梅干しはからだにうれしい栄養素が多く含まれています。

しかし、おいしいからといって食べすぎてしまうのはあまり良くありません。

本記事では、梅干しを1日何個まで食べていいのか種類別にご紹介し、食べすぎたときの健康へのリスクについて解説します。ぜひ最後までご覧ください。

結論:1日2〜3個は食べても大丈夫!

結論からいうと、梅干しは1日2〜3個食べるのがおすすめです。

梅干しには数多くの健康に良い成分が含まれていますが、1日に10個20個と食べすぎては塩分過多になる恐れがあります。梅干しに限らず、食べ過ぎには注意してください。

梅干しの塩分量は約1〜3g程度です。

健康な成人の推奨塩分摂取量は、男性が7.5g未満、女性が6.5g未満とされているため、だいたい2〜3個食べるくらいが適切と言えます。

参考:【梅干しの塩分】梅干し1個あたりの塩分量・1日の塩分標準量や安心して食べる方法は?

出典:日本高血圧学会 減塩・栄養委員会

梅干しを見るとよだれが出るのは問題ない?

梅干しを見るだけでよだれが出てしまうのは、よく聞く話ではないでしょうか。

新型コロナウイルスの検査場にも、梅干しの写真が貼られていたことが話題になりました。

梅干しの写真を見るだけでよだれが出てしまう秘密は梅干しに含まれる酸にあります。

梅干しの酸味は健康効果につながることで知られていますが、梅干しに含まれるクエン酸やリンゴ酸には歯を溶かしてしまう働きがあります。

それを防ぐため、私たちの脳は梅干しを見ただけで、その酸っぱさを思い出し、自動的に唾液を分泌するような仕組みになっているのです。

そのため、梅干しを見るとよだれが出るのは、人間として正常な反応であるので、特に問題はありません。

参考文献:日本歯科大学水道橋病院「歯科のはなし」.

【種類別】梅干しの塩分濃度は高い?1日何個までなら食べ過ぎにならない?

梅干しはもともと保存食として広まった食べ物であり、塩をたくさん使って漬け込みます。

伝統的な製法では、梅と塩だけで作られ、塩分濃度は高いもので20%にもなります。

しかし、現在では減塩のものや塩分控えめの梅干しも売られており、その塩分濃度は7〜20%と様々です。

梅干し1個当たりの塩分量は、塩分濃度に大きく影響されます。

そのため、1日にどのくらいの梅干しを食べても良いのかは、選ぶ梅干しの種類によって大きく変わるので注意が必要です。

本章では、梅干しの種類ごとの塩分量の違いや、何個が適量なのかについて詳しく説明します。

塩漬け梅干し

梅干し1個あたりの塩分量は、梅の食べられる部分が12gとすると、塩分量は約2〜3gになります。

梅と塩だけを使って作る、昔ながらの梅干しは塩分濃度が高く、20%程度あります。

例えば、プラムレディのおばあちゃん家の梅は、塩分濃度がちょうど20%です。

日々の食事では、梅干しだけから塩分を摂取するわけではなく、他の食品からも塩分を摂ることになります。

そのため、この塩分量を考慮すると、梅干しは1日1個を目安に食べるのが適切です。

はちみつ梅干し

はちみつ梅干しはその名の通り、はちみつの甘さとまろやかさを活かした梅干しです。

はちみつ梅干し1個あたりの塩分量は、可食部12gあたり0.8gです。

そのため、はちみつ梅干しであれば、1日に3個くらい食べても塩分摂取量は問題ありません。

はちみつ梅干しの作り方は、まず塩漬けにした梅を塩抜きし、その後はちみつを加えた調味液に漬け込むというものです。

そのため、塩分濃度が通常のものよりも低くなる特徴があります。

プラムレディで取り扱っているはちみつ梅干しの塩分濃度は7%と、一般的な梅干しに比べてかなり塩分が控えめです。

はちみつ梅干しの食べ過ぎは太る?

はちみつ梅干しの場合、はちみつを使っているので、糖分も含まれています。

中には、食べすぎると太ってしまうのでは?と考える人もいるかも知れません。

しかし、はちみつは砂糖と比較するとカロリーが25%ほど低く、はちみつ梅干しで摂取するはちみつの量はわずかであるため、よほど大量に食べない限り肥満につながる心配はほとんどありません。

したがって、適度な量を日々食べていれば、健康を害することはないと考えられます。

その甘さと香りを楽しみながら、はちみつ梅干しをぜひお楽しみください。

しそ漬け梅干し

しそ漬け梅干しの1個あたりの塩分量は、可食部12gあたり1.2gです。

この塩分量であれば、健康に配慮しながらも1日に1〜2個は楽しむことができます。

赤しそから出たきれいな色味が鮮やかなしそ漬けの梅干しは香りも良く、定番の梅干しとして人気があります。

プラムレディのしそ漬け梅干しは、塩分濃度が10%と、昔ながらのものと比較すると塩分は控えめです。

しそ漬け梅干しの鮮やかな色と香りを気に入ったら、ぜひこの機会に味わってみてください。

かつお梅干し

かつお梅干しの可食部12gあたり塩分量は1.2gになります。

かつお梅干しは、しょっぱくて酸っぱい梅干しにかつお節を加えることで旨みをプラスしており、梅干しの中では人気の商品です。

市販のかつお梅干しは、塩分濃度が約10%ということが一般的で、これはしそ漬けの梅干しと同様の塩分量です。
プラムレディの紀州梅干しかつおも塩分濃度は10%なので、1日2〜3個であれば食べても問題ないです。

焼き梅干し

焼き梅干しの可食部12gあたり塩分量は1.2gとなります。

プラムレディで販売している紀州焼き梅干しは塩分濃度が10%なので、1日2〜3個であれば食べても問題ないです。

梅干しを焼くことで生まれる成分に、脂肪燃焼効果が期待できると人気になった焼き梅干しは、ダイエットに関心のある方からの人気が高い商品です。

ただし、その脂肪燃焼効果があるからと言って食べ過ぎると、塩分の摂り過ぎに繋がってしまうので注意が必要です。

梅干しを食べるメリット

梅干しに含まれている成分は塩分だけではありません。

梅干しは、古くから「三毒を断つ」と言われ、民間療法として活用されてきました。

これは梅に含まれている多くの成分が、さまざまな健康効果が期待できるからです。

主な効果は以下の4つです。

  • 殺菌効果
  • 疲労回復
  • 鉄を効率よく吸収

それでは詳しく説明していきます。

殺菌効果

梅干しに多く含まれているクエン酸には、強い抗菌作用があります。

実は、梅干しをおにぎりやお弁当に添えるという日本の伝統は、単に味のアクセントを加えるだけでなく、この抗菌作用を活用するためでもあります。

クエン酸は食中毒を引き起こす可能性のある細菌の成長を抑制するのです。

食中毒は年間を通じて発生するリスクがあるため、おにぎりやお弁当を作る際には梅干しを加えることで、食べ物をより安全にすることができます。

出典:梅干し中の有機酸及びアミグダリン関連物質の抗菌作用

疲労回復

梅干しに豊富に含まれるクエン酸の力は、抗菌作用だけではなく、疲労回復にも非常に役立ちます。

クエン酸は筋肉疲労のもととなる物質である乳酸ができるのを抑え、炭酸ガスと水に分解して体の外に排出するため、疲労回復に役立つと言われています。

実際に、梅干しを1日に3個食べた場合、体のだるさや筋肉疲労が翌日には緩和したという調査結果もあります。

したがって、運動後や汗をたくさんかいた日など、身体を酷使した日には梅干しを摂取すると、翌日の疲れが軽減されるかもしれません。

疲れを溜め込まないためにも、梅干しを日々の食生活に取り入れることをお勧めします。

参考文献:梅に関する研究
参考文献:クエン酸による疲労感軽減効果に関するシステマティックレビュー

鉄を効率良く吸収

梅干しに含まれるクエン酸には、体の鉄分の吸収を助けるという働きもあります。

これは特に、貧血で悩んでいる方々にとって嬉しい作用です。

普段から鉄分の摂取に工夫を凝らしている方も多いですが、そのような日々の取り組みに梅干しを追加するだけで、鉄分の吸収効率をさらに高めることが可能となります。
1日1個の梅干しを摂るだけで、日頃の悩みを解決する手助けになるかもしれません。

プラムレディでは様々なおいしい梅干しを販売中!

プラムレディは、さまざまな種類の梅干しを取り揃えています。

伝統的な塩気と酸味の強い梅干しから、塩分を控えめにした減塩のもの、さらには甘さをプラスしたはちみつ漬けや旨み豊かなかつお梅など、多彩なラインナップからお好みの梅を選べます。

全ての梅干しは、様々な工夫を凝らして、美味しさ第一に丁寧に作られています。

そのため、「低塩や減塩の梅干しは味が物足りない」と感じる方でも、プラムレディの梅干しなら納得の味わいをご満足頂けると思います。

梅干し専門店ならではの、塩分に配慮したおいしい梅干しをぜひご賞味ください。

梅干しの食べ過ぎによる健康のリスク

梅干しは多くの健康効果が認められていますが、その一方で食べ過ぎは健康を損ねる可能性もあります。

例えば、食べ過ぎると高血圧や心臓病、さらには脳卒中のリスクを高めることもあります。

しかし、全体の食事バランスを考慮し、梅干しを含む全ての食品からの塩分摂取が1日の推奨塩分摂取量を超えないようにすれば、特に問題はありません。

むしろ、適度な摂取は、梅干しがもたらす健康効果のメリットのほうが大きいです。

そのため、適量の梅干しを日々の食事に取り入れることで、健康な生活を続ける手助けになってくれます。