梅干しにはどんな種類がある?味・品種の違いや、選ぶ際のポイントを解説

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梅干しにはどんな種類がある?味・品種の違いや、選ぶ際のポイントを解説

梅干しと一言でいっても、その種類はさまざまです。

昔ながらの酸っぱい梅干しから、甘みのある梅干しまで、作り方によって味が異なります。

また、梅干しの梅の種類(品種)や塩分濃度によっても味わいに違いが生まれます。

好みの梅干しを選ぶには、梅干しの種類を知ることから始めなければなりません。

本記事では、梅干しの種類や梅干しを選ぶ際のポイントについて解説します。ぜひ梅干し選びの参考にしてください。

梅干しには大きく分けて4つの種類がある

一般的に梅干しと言われているものは、調味梅干しです。

しかし実際には、以下の4種類に分けられます。

  • 梅干し
  • 調味梅干し
  • 梅漬け
  • 調味梅漬け

それぞれ製造方法や漬け方が異なるので、味や食感にも違いがあります。以下で詳しく解説するので、好みの種類を選んでみてください。

①梅干し

昔ながらの、梅を塩で漬け込み天日干しする製法です。

この製法にちなみ、梅干しは「白干梅」と呼ばれています。

調味梅干しや減塩梅干しのもとになる梅干しで、塩分濃度が高くしょっぱい味わいが特徴です。

梅と塩というシンプルな材料なだけに、梅の種類が味に出やすいです。

基本的な作り方は以下になります。

  1. 梅の重量の18%程度の量の塩を用意する
  2. 梅と塩を交互に重なるように漬物用容器に入れる
  3. 一番上は塩になるようにし、梅の表面が見えなくなるように塩で蓋をする
  4. 最後に重石を乗せて、梅が水分で浮かばないようにして、1ヵ月程度冷暗所に置く
  5. 梅を取り出して洗い、ザルにのせて2〜4日天日干しする

黄色く熟した梅を使用するのがおすすめです。また、熟度が足りない梅を追して作る方法もあります。

②調味梅干し

調味梅干しとは、梅干し(白干梅)をもとに、調味液に漬けて仕上げる梅干しのことです。

市販の梅干しはほとんどが調味梅干しです。

梅干しを塩抜きしてから、はちみつや昆布、かつお節などで味付けします。

塩分濃度が低いものが多く、塩気や酸味が和らぐことから食べやすいのが特徴です。

基本的な作り方は以下です。

  1. 梅干し100gと水500mlを容器に入れて塩抜きする
  2. はちみつ、砂糖、みりん、酢、水を混ぜて調味液を作る
  3. 塩抜きした梅干しを調味液に漬け込み、冷暗所に1週間以上置く

保存している最中は、毎日1回容器をゆすって調味液が偏るのを防ぎます。

③梅漬け

梅漬けとは、梅の実(青い色の梅)を塩漬けにしたものです。

梅干しや調味梅干しでは天日干しを行いますが、梅漬けでは天日干しを行いません。そのため、梅干しとは異なることに注意です。

ここでは、梅漬けの中でも代表的なカリカリ梅の作り方について解説します。

  1. 青梅を水で軽く洗い、一晩水に漬けてアクを抜く
  2. 竹串を使って梅のヘタを取り除く
  3. 大きめのボウルに青梅を入れてホワイトリカーを入れる
  4. 塩を入れ、3分ほどじっくり揉み込む
  5. 卵の殻を洗って薄皮をむき、電子レンジ600Wで約1分半ほど加熱して乾燥させる
  6. 乾燥させた卵の殻をガーゼで包むかお茶パックに入れて潰す
  7. 保存容器の下に塩をひとつまみ入れ、上から1/3量の青梅、卵の殻の順で入れる
  8. さらに1/3量の青梅を入れて卵の殻を入れ、これを繰り返す
  9. 最後にボウルに残った塩をすべて入れ、重しをして蓋をする
  10. 保存容器は冷暗所におき、1日に2〜3回程度保存容器を揺らす
  11. 2日ほど経つと塩がすべて溶けて色が変わり、梅酢が上がってくる。1週間くらい経った後に重しを外す。2〜3週間ほどで完成。

梅漬けは製造工程で調味液を用いないため、味は梅干しと同じくしょっぱいです。

④調味梅漬け

調味梅漬けとは、文字通り調味液に漬けた梅漬けのことです。梅漬け同様、梅干しとは異なることに注意です。

梅本来のしょっぱさや酸味はそのままに、味付け次第でさまざまなアレンジができます。

基本的な作り方は以下になります。

  1. 梅の実を水洗いし、ザルで軽く水気を切る
  2. 白干し梅を作る要領で梅干しを漬ける
  3. フタをして冷暗所に置き、梅酢が上がってくるまで4〜7日待つ
  4. もみじそを袋から出して水分を絞り、よく揉む
  5. もみじそを容器に入れて粗塩を振りかける
  6. フタをして1ヶ月程度冷暗所に置く

上記はしそ梅漬けの作り方です。

しそに漬け込むことで、梅漬けならではのカリカリ食感としその爽やかな味わいが楽しめます。

梅干しの味・塩分濃度による種類分け

梅干しの種類は塩分濃度によっても種類分けができます。

代表的な梅干しの種類は次の5つです。

  • 白干し梅
  • しそ梅干し
  • はちみつ梅干し
  • かつお梅干し
  • 昆布梅干し

以下で詳しく解説します。

白干し梅

塩のみを使って梅を漬けたものを白干し梅といいます。

塩分濃度は18〜20%と高いものが多く、しょっぱい味わいが特徴です。

塩分が高いため、1日2〜3個を目安に食べるようにしてください。

梅に含まれるクエン酸には、疲労のもとになる乳酸を分解する作用があり、疲労回復に効果的です。

塩分濃度が高ければ高いほど保存に優れているため、白干し梅は長期で保存できます。

例えば、プラムレディの白干し梅(福茶梅)は塩分濃度が18%で、賞味期限は1年間です。

しそ梅干し

しそ梅干しは、赤しそで梅干しを漬けたものです。

しそ梅干しを作る場合は、主に以下2つの方法があります。

  1. 白干し梅を作るときにもみしそと一緒に漬け込み天日干しする方法
  2. 白干し梅を脱塩してしそ液を含む調味液につける方法

しその香りと味わいが楽しめて、ご飯や料理との相性も良いです。

プラムレディの紀州しそ漬梅は、塩分濃度が10%と控えめで、塩気や酸味も落ち着いています。

はちみつ梅干し

はちみつ梅干しは、はちみつで梅干しを漬けたものです。

ほとんどのはちみつ梅干しは塩分濃度が低いことが多いため、1日に5個程度食べられます。

甘さとしょっぱさのバランスが絶妙で、梅干し特有の酸っぱさが苦手な人やお子さまでも食べやすいです。

プラムレディのはちみつ梅は塩分濃度が7%で、ひまわりから採れたはちみつを使用しています。

まろやかな味の梅干しやおやつ感覚の梅干しを探している方におすすめです。

かつお梅干し

かつお梅干しは主に以下2つの作り方があります。

  1. かつお節やかつおエキスを含む調味液に漬け込む方法
  2. かつお成分を含まない調味梅干しに、パック詰めする際にかつお節をまぶす方法

かつお節のほかに、みりんやはちみつなどを加えることもあります。

白干梅干しを塩抜きしてから漬けるため、塩分濃度は控えめです。

程よい酸味とかつおの香ばしさ、風味で食欲がそそられます。

例えば、プラムレディのかつお梅干しは、塩分濃度が10%で適度に酸味がある商品です。

昆布梅干し

昆布梅干しは、昆布で梅干しを漬けることで作れます。

かつお梅干し同様、塩抜きしてつくられるため塩分濃度は控えめです。

昆布の風味と梅干しの酸味が馴染み、まろやかなすっぱさが特徴です。

そのまま食べても十分おいしいですが、昆布梅干しおにぎりやお茶漬けとしても人気があります。

梅の品種による種類分け

梅干しは梅の品種によっても種類分けができます。

梅干し用の梅として有名なのは、以下の5種類です。

  • 南高(なんこう)
  • 小粒南高(こつぶなんこう)
  • 鴬宿(おうしゅく)
  • 紅映(べにさし)
  • 竜峡小梅(りゅうきゅうこうめ)

各品種の特徴を解説します。

南高(なんこう)

主な産地は和歌山県で、中でもみなべ町や田辺市で多く栽培されます。

和歌山県は全国の梅収穫量の6割程度を占めており、南高梅は日本を代表する梅の品種として知られています。

皮が薄くて果肉が柔らかい、ジューシー且つとろけるような食感が特徴です。

黄色く熟した南高梅は、果実のような甘くてみずみずしい風味がします。

梅干し用の種類としても人気ですが、梅酒や梅シロップにも使用されることがあります。

完熟梅の収穫時期は6月中旬〜7月上旬です。

小粒南高(こつぶなんこう)

小粒南高は、南高よりもひと回り小さいサイズの梅です。

種が小さく食べやすいため、梅干し用の種類として人気が高いです。

主な産地は和歌山県で、南高梅と品質に違いはなく、日本を代表する梅の品種として知られます。

皮の薄さや果肉の柔らかさなども南高梅と共通しています。

白梅干しはもちろん、梅漬けなどにも用いられます。

鴬宿(おうしゅく)

主な産地は徳島県、奈良県、大分県などです。

南高梅との大きな違いは、食感にあります。

南高や小粒南高は柔らかい食感が特徴的ですが、鶯宿はしっかりと歯ごたえのある食感が特徴的です。

梅の香りも強いため、梅酒や梅シロップに使用するのにも最適です。

梅を漬けた時に色が濃く出ることから、梅干しには不向きともいわれます。

収穫時期が早い(5月下旬〜6月上旬)のも鶯宿の特徴です。

紅映(べにさし)

紅映の主な産地は福井県です。

日に当たった時に、梅の実が鮮やかな紅色に見えることが名前の由来となっています。

皮が薄くて種が小さく、果肉に厚みがあるのが特徴です。

梅干し用の梅としてだけでなく、梅シロップや梅ジュースなどの加工品にも用いられます。

紅映の収穫時期は6月上旬頃です。

竜峡小梅(りゅうきゅうこうめ)

竜峡小梅の主な産地は長野県です。

長野県は梅の収穫量が多く、全国でもトップ5に入る梅の生産地で知られます。

昭和34〜36年にかけて優良小梅の選抜調査が実施され、その中で選ばれたのが竜峡小梅です。

竜峡小梅は、種が小さく果肉が厚い特徴を持ち、カリカリ梅(梅漬け)として食べられることが多い品種です。

竜峡小梅の収穫時期は5月下旬〜6月上旬になります。

梅干しを選ぶ際の2つのポイント

梅干しにはさまざまな種類があり、製造方法や味、塩分濃度、品種などによって味も異なります。

しかし、梅干しの種類が多いことで、なかなか好みの梅干しを見つけられないという方もいます。

梅干しを選ぶ際の重要なポイントは2つです。

  • 塩分濃度
  • 梅干しの用途

以下で詳しく解説します。

塩分が気になるなら、減塩梅干しを選ぶ

塩分の摂り過ぎは肥満の発症に繋がるという研究結果があります。

また、塩分には水分を溜め込む性質があるため、体に水分を溜めやすくなります。

そのため、塩分を気にしている方やダイエット中に食べたい方は、減塩梅干しがおすすめです。

通常の梅干しの塩分濃度は18〜20%以上ですが、減塩梅干しであれば6%以下のものが多いです。

ただし、減塩梅干しは通常の梅干しより保存期間が短いため、早めに食べるようにしてください。

プラムレディでは、塩分を抑えつつ梅本来の味わいを楽しめる紀州の梅を提供しています。

出典:KAKEN「塩分過剰摂取が高脂肪食による肥満症発症を助長する機序の解明

贈答品なら、個包装されている梅干しを選ぶ

梅干しには自宅用と贈答品用があるため、用途に合わせて選ぶようにしてください。

贈答品で梅干しを選ぶ場合は、個包装されているものがおすすめです。

高級感のある箱に、梅干しが1粒1粒個包装されている商品は、贈答品として喜ばれます。

プラムレディでは、贈答品用の梅干しギフトも取り扱っています。

丁寧に和紙で個包装された梅干しが木箱に入ったお品(あまちゃづる梅干し)は、結婚式の引き出物やお祝いごとにピッタリです。

梅干しは6個入り、10個入り、20個入りと3つのタイプがあるため、人数や予算に応じてお選びください。

プラムレディで好みの梅干しを探そう!

本記事では、梅干しの種類や選び方についてご紹介しました。

梅干しは製造方法や塩分濃度だけでなく、梅の種類によっても味に違いがあります。

ご自宅用においしい梅干しをお探しの方は、ぜひ和歌山県産の最高級品種、紀州南高梅をお選びください。

紀州南高梅は全国的に知られる梅干しのトップブランドです。

贈答品用に梅干しを選ぶのであれば、紀州南高梅を取り扱うプラムレディの商品がおすすめです。

昔ながらの白梅干し、女性やお子さまに人気のはちみつ梅、ご飯に合うしそ漬け梅干しなど、梅干しの種類も豊富に取り揃えております。

ぜひ、プラムレディで好みの梅干しを見つけてください。