梅干し作りで出た「梅酢」はどうする?おすすめの利用方法を紹介!

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梅干し作りで出た「梅酢」はどうする?おすすめの利用方法を紹介!

梅干しを作るときに出る梅酢は、捨ててしまうのがもったいなく感じますよね。

梅酢には、殺菌・抗菌・消臭などの効果があり、様々な用途に使えます。

しかし、梅酢を保存するには、適切な方法を知っておく必要があります。梅酢の保存方法を間違えると、カビや発酵が起こってしまい、使えなくなってしまうかもしれません。

そこで、この記事では、梅酢の保存に必要なものや手順、保存期間や注意点などを解説します。また、保存した梅酢の使い方や活用レシピについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

梅酢とは

梅酢とは、梅干しを作る過程で出る液体のことです。

梅の実を塩漬けにして、しばらく置くと塩によって梅の水分が引き出されます。それによりできるのが梅酢です。

梅酢には白梅酢と赤梅酢の二種類があります。

白梅酢は、塩だけで漬けた梅から出る液体で、黄金色をしています。赤梅酢は、赤紫蘇を加えて漬けた梅から出る液体で、赤紫蘇の色素が染み出して赤い色をしています。

梅酢に期待できる効果

梅酢には、様々な健康効果が期待できます。以下にその一部を紹介します。

効果 理由 役立つこと
殺菌・抗菌作用 梅酢に含まれるクエン酸や有機酸には、細菌やウイルスの増殖を抑える作用がある 食中毒や感染症の予防
疲労回復・代謝促進作用 クエン酸には、疲労物質である乳酸の分解を助ける作用がある。また、エネルギー代謝を高める作用もある 疲れやすい人やダイエット中の人におすすめ
整腸作用 梅酢に含まれる食物繊維やペクチンには、便秘や下痢の改善や腸内環境の整える作用がある 消化不良や胃腸の不調に効果的
美肌・美容作用 梅酢に含まれるビタミンEやポリフェノールには、肌の老化を防ぐ抗酸化作用がある シミやシワの予防や肌のハリやツヤの向上効果が期待される

梅酢は自然な食品でありながら、多くの健康効果をもたらしてくれます。毎日少量でも飲むことで、体調や美容にプラスの影響を与えられます。

梅干し作りで生まれた梅酢は、その後どうする?

梅干し作りで生まれた梅酢は、そのまま捨ててしまう人も多いです。しかし、梅酢には梅の健康成分や有機酸が豊富に含まれているため、有効な使い道があります。

本章では、具体的な使い方を解説します。

  • 調味料として使う
  • 梅酢漬けを作る
  • 料理に使う

以下でそれぞれ解説します。

①調味料として使う

調味料として使う場合は、下記のメニューがおすすめです。

  • おにぎりの手水
  • すし酢
  • 梅酢ドレッシング
  • 梅酢ダレ
  • 梅酢カルパッチョソース

おにぎりの手水

梅酢をおにぎりの手水として使うと、梅の香りと酸味がお米にしみ込んで、さっぱりとした味わいになります。

作り方は簡単で、梅酢を小さじ1杯程度、水に溶かして手水にしてください。その手水でお米を握っておにぎりを作ります。

塩分が少ないので、塩気のある具材と一緒に食べるとよくあいます。たとえば、梅干しや昆布、鮭などがおすすめです。

すし酢

梅酢をすし酢として使うと、梅の風味が加わって、さわやかな寿司になります。

作り方は通常のすし酢と同じで、梅酢を砂糖と塩で甘辛く調味します。そのすし酢を熱いご飯に混ぜて寿司飯を作ってください。

梅酢のすし飯は、生魚や野菜などの具材と合わせて握り寿司やちらし寿司にします。梅の風味が食欲をそそるので、梅好きにはおすすめです。

梅酢ドレッシング

梅酢ドレッシングは、梅の甘酸っぱさがサラダにマッチするドレッシングです。

レシピは以下のとおりです。

<材料>(4人分)
・梅酢 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ2
・はちみつ 小さじ1
・塩 少々

<手順>
1. ボウルに梅酢、オリーブオイル、はちみつ、塩を入れてよく混ぜる
2. 好きなサラダ(レタス、トマト、きゅうりなど)にかけて食べる

梅酢ダレ

梅酢ダレは、梅の爽やかさが肉や野菜にしみ込むダレです。

レシピは以下のとおりです。

<材料>(4人分)
・梅酢 大さじ3
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ1
・ごま油 小さじ1
・すりごま 大さじ1

<手順>
1. ボウルに梅酢、醤油、みりん、ごま油を入れてよく混ぜる
2. すりごまを加えて混ぜる
3. 豚肉や牛肉などの焼き肉や焼き野菜につけて食べる

梅酢カルパッチョソース

カルパッチョとは、生の魚や肉を薄くスライスして、オリーブオイルやレモン汁などのソースで食べるイタリア料理です。

梅酢を使うと、さわやかな酸味と風味が加わって、夏にぴったりの一品になります。

梅酢カルパッチョソースは、梅酢にオリーブオイルやにんにくなどを加えて作ります。

このソースは、サーモンやタコなどの刺身や、ホタテやエビなどのシーフードによくあいます。また、野菜やチーズなどとも相性がよいです。

<材料>(2人分)
・刺身用サーモン 100g
・刺身用タコ 100g
・レタス 適量
・ミニトマト 4個
・梅酢 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ2
・にんにく(すりおろし) 小さじ½
・塩コショウ 少々
・パセリ(みじん切り) 適量

<手順>
1. サーモンとタコは薄切りにします。レタスは手でちぎり、ミニトマトは半分に切ります
2. 梅酢、オリーブオイル、にんにく、塩コショウをボウルでよく混ぜます。これがカルパッチョソースです
3. 皿にレタスを敷き、サーモンとタコを盛り付けます。カルパッチョソースをかけて、パセリを散らします
4. 冷蔵庫で冷やして完成

②梅酢漬けを作る

梅干し作りで生まれた梅酢を使って、下記の梅酢漬けを作ることができます。

  • 紅生姜
  • 大根の梅酢漬け
  • みょうがの梅酢漬け

紅生姜

紅生姜は生姜の根を梅酢漬けにしたものです。

紅生姜はピリ辛で、寿司や中華料理などでよく使われます。梅酢の酸味と紅生姜の辛味が相まって、食欲を刺激する味わいが特徴です。

レシピは以下のとおりです。

<材料>(2人分)
・紅生姜(新生姜) 100g
・梅酢 大さじ3
・砂糖 大さじ1

<手順>
1. 紅生姜は皮をこそげ取り、薄くスライスする
2. フライパンに梅酢と砂糖を入れて火にかけ、沸騰したら紅生姜を加える
3. 中火で約10分煮詰める。途中で混ぜながら、水分が少なくなったら火を止める
4. 熱いうちに保存容器に移し、冷めたら冷蔵庫で保存する

大根の梅酢漬け

大根の梅酢漬けは、大根を薄切りにして梅酢に漬け込んだものです。

梅酢の酸味が大根の食感と絡み合い、さっぱりとした味わいを楽しめます。和食の一品としてよく食べられます。

レシピは以下のとおりです。

<材料>(2人分)
・大根 200g
・梅酢 大さじ2
・塩 小さじ1/4

<手順>
1. 大根は皮をむいて千切りにする
2. ボウルに大根と塩を入れてよくもむ。水分が出たらしぼって捨てる
3. 梅酢を加えて混ぜる
4. ビニール袋に入れて空気を抜き、口を閉じる。冷蔵庫で半日〜1日置く

みょうがの梅酢漬け

みょうがの梅酢漬けは、みょうが(ミョウガ、茗荷)という香味野菜を梅酢に漬け込んだものです。

みょうがのシャキシャキとした食感と、梅酢の酸味が調和し、爽やかな味わいをもたらします。刺身や酢の物、和え物などに使われることがあります。

レシピは以下のとおりです。

<材料>(2人分)
・みょうが 6個
・梅酢 大さじ1

<手順>
1. みょうがは縦半分に切ってから薄切りにする
2. ビニール袋にみょうがと梅酢を入れてよく揉む
3. 口を閉じて冷蔵庫で半日〜1日置く

③料理に使う

梅酢を料理に使う際には、下記のレシピがおすすめです。

  • 梅酢唐揚げ
  • 白身魚の梅酢照り焼き

梅酢唐揚げ

梅酢唐揚げとは、唐揚げに梅酢を絡めて調理した料理です。

通常の唐揚げとは異なり、梅酢を使用することでさっぱりとした酸味と梅の風味が加わります。梅酢唐揚げは、揚げた鶏肉や野菜に梅酢を絡めたり、唐揚げソースとして梅酢を使ったりすることがあります。

<材料>(4人分)
・鶏もも肉 400g
・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々
・片栗粉 大さじ2
・揚げ油 適量
・梅酢 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・醤油 大さじ1
・白ごま 適量

<手順>
1. 鶏もも肉は一口大に切り、塩とこしょうで下味をつける
2. 鶏肉に片栗粉をまぶして余分な粉をはたく
3. 揚げ油を180℃に熱し、鶏肉を入れてカリッと揚げる
4. 梅酢、みりん、砂糖、醤油を小鍋に入れて中火で煮立てる
5. 揚げた鶏肉に4のタレをからめて器に盛り付ける
6. 白ごまをふって完成

白身魚の梅酢照り焼き

白身魚の梅酢照り焼きは、白身魚を梅酢をベースとした照り焼きソースで調理した料理です。通常の照り焼きとは異なり、梅酢の酸味や梅の風味が独特のアクセントとなります。

梅酢照り焼きは、魚の旨みと梅のさっぱりとした酸味が絶妙に組み合わさった美味しい料理となります。

<材料>(4人分)
・白身魚(たらやぶりなど) 4切れ
・塩 少々
・片栗粉 適量
・サラダ油 大さじ1
・梅酢 大さじ3
・みりん 大さじ2
・砂糖 小さじ2
・醤油 小さじ1
・万能ねぎ 適量

<手順>
1. 白身魚は水気を拭き取り、塩をふって10分ほど置く
2. 白身魚に片栗粉をまぶして余分な粉をはたく
3. フライパンにサラダ油を熱し、白身魚を両面焼く
4. 梅酢、みりん、砂糖、醤油をボウルに混ぜておく
5. 3のフライパンに4のタレを加えて中火で煮詰める
6. 白身魚にタレが絡んだら器に盛り付ける
7. 万能ねぎを散らして完成

④梅酢ドリンクにする

梅酢には梅のエキスが溶け出しており、疲労回復効果や、肥満抑制、美肌効果、免疫力アップが期待できます。

そこで、梅酢をドリンクにして飲むことをおすすめします。梅酢ドリンクは簡単に作れて、美味しくて体にもいいです。

梅酢ドリンクを作るには、以下の材料が必要です。

<材料>
・梅酢(梅干しを作ったときに出るもの)
・ソーダ

<手順>
1. 梅酢とソーダを1:10の割合で割る
2. 完成

梅酢の爽やかさとソーダの炭酸で夏にぴったりなドリンクになります。
また、梅酢にはさまざまな飲み方があります。

梅酢の飲み方や飲むメリットについて知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:​​梅酢を飲むと得られる7つのメリット|美味しく飲むためのコツも解説

梅干し作りで生まれた梅酢の保存方法

梅酢を保存するには、適切な方法を知っておく必要があります。梅酢の保存方法を間違えると、カビや発酵が起こってしまい、飲めなくなってしまうかもしれません。

本章では、梅酢の保存に必要なものや手順、保存期間や注意点などを紹介します。

  • 保存準備
  • 保管容器
  • 保管場所

1:保存準備

梅酢を保存する前に、まずは梅酢をきれいにする必要があります。梅酢には、見た目にはわからない梅の繊維や赤紫蘇の葉のかけらが入っていることがあります。そこで、コーヒーフィルターやキッチンペーパー、さらしを使って濾して沈殿物を取り除くと良いです。

次に、梅酢を入れる容器を用意します。容器は金属製以外のもので、食品用の蓋つき保存容器がおすすめです。

ガラス瓶や陶器製の容器は熱湯消毒ができますし、ペットボトルやプラスチック製の容器はアルコール消毒ができます。ただし、容器は密閉できるもので、口が広くて中身が見やすいものを選ぶようにしてください。

水と容器を入れた鍋を火にかけて沸騰させてから、15分ほど過熱し続けます。他にも、度数が35度以上のお酒を浸したキッチンペーパーなどで容器の内側を拭くことも可能です。

これで保存する準備は完了です。

2:保管容器

梅酢を入れるために消毒した容器に、空気が入らないようにぎりぎりまで満たし、しっかりと蓋を閉めます。蓋も消毒しておくことが大切です。

また、容器には梅酢の作成日や塩分濃度などを記入したラベルを貼ります。これによって、保存期間や保存場所を判断できます。

3:保管場所

梅酢の保存場所は、梅干しの塩分濃度によって異なります。塩分濃度が15%以上の場合は、日光が当たらない冷暗所で常温保存できますが、真夏などは冷蔵庫に入れた方が安全です。

塩分濃度が15%以下の場合は、冷蔵庫に入れて保存するのをおすすめします。これは、塩分濃度が低いと細菌やカビが繁殖しやすくなるためです。

以上のことを守ると、梅酢をより長く美味しく楽しめます。

梅干し作りで生まれたプラムレディの梅酢を、上手に活用しよう!

この記事では、梅干し作りで生まれた梅酢の保存方法や期待できる効果、そして様々な使い方を紹介しました。

梅酢は、殺菌・抗菌・消臭などの効果があり、料理やドリンクにも活用可能です。

プラムレディでは、紀州南高梅を使用した梅酢商品を取り扱っています。梅酢は、梅干しの漬け汁であり、梅の健康成分や有機酸が豊富に含まれています。

梅酢は、飲料やドレッシング、お料理などに幅広く活用可能です。

梅酢を試してみたい方は、ぜひプラムレディの梅酢を飲んでみてください。