梅酢の健康効果・効能6選|おいしい味わい方や作り方・使い方も紹介

最終更新日:

梅酢の健康効果・効能7選|おいしい味わい方や作り方・使い方も紹介

近年、梅酢による健康効果や効能が注目を集めています。

梅酢とは、梅干しを作る過程でできる液体のことで、栄養素がたっぷり含まれた食品です。

主にクエン酸や有機酸、梅ポリフェノールなどの成分が含まれており、多くの健康効果が期待できます。

この記事では、梅酢の健康効果や種類、効能について紹介しています。白梅酢と赤梅酢の2種類がある梅酢にそれぞれにどのような効果や特徴があるのかにも触れるため、ぜひ参考にしてください。

梅酢は健康効果の高い梅の加工品

梅酢は、梅干しを作る過程でできる液体で、梅の栄養素がたっぷり含まれています。

梅酢は、そのまま飲む場合は水やお湯で薄めて摂取します。1日に大さじ1杯程度が目安です。食前や食後に摂取するとより効果的です。

また、料理に使う場合は、ドレッシングやマリネ液、炒め物や煮物などの調味料として使えます。梅酢はアルカリ性食品なので、酸性食品(肉や魚など)と一緒に摂るとバランスが良くなります。

梅酢は健康管理に役立つだけでなく、おいしく楽しめる食品です。ぜひ日常的に取り入れてみてください。

なお、梅酢の元である梅干しの効果や作り方について、詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:梅干しの効果・作り方は?保存方法やおすすめのアレンジレシピもご紹介

梅酢の種類|効果の違いも解説

梅酢には白梅酢と赤梅酢の2種類があります。それぞれの種類には、どのような効果や特徴があるのでしょうか。

ここからは、白梅酢と赤梅酢の違いを表で比較し、詳しく解説します。

種類 効果 特徴
白梅酢 ・胃腸の働きを整える

・疲労回復に効果的

・血圧を下げる

・梅干しを漬けたときに出てくる液
・料理に色をつけたくないときに使う
・梅と塩だけのシンプルな風味と香り
赤梅酢 白梅酢の効果と同じ。色がついているかいないかの違いのみ ・赤しその色がしっかりと付いている
・食材には鮮やかな色がつく

以下でそれぞれについて詳しく解説します。

種類①白梅酢

白梅酢は、梅干しを漬けたときに出る液体です。

この液体には、梅から出たクエン酸や有機酸、ミネラルなどが溶け込んでいます。

これらの成分は、胃腸の働きを整えたり、疲労回復に効果的だったり、血圧を下げたりする働きがあります。

白梅酢は、しそを使わないで漬けた梅干しからできるため、しその効能は含まれていません。その代わり、梅と塩だけのシンプルな風味と香りが特徴で、料理に色をつけたくないときに便利です。

種類②赤梅酢

赤梅酢は、赤紫蘇を使って漬けた梅干しからできる液体です。

赤梅酢は、赤紫蘇の色がしっかりと付いているのが特徴です。

赤梅酢を使うことで食材に鮮やかな色がつくので、料理の見た目も華やかになります。

梅酢にある効果や効能6選

梅酢は、梅の果実と塩から作られる食品です。

梅酢には、梅に含まれるさまざまな成分が豊富に含まれており、健康や美容に多くの効果や効能が期待できます。

ここでは、梅酢にある効果や効能を6つ紹介します。

  • クエン酸で疲労を回復させる
  • 血圧を安定させる
  • 抗酸化作用で全身をアンチエイジングする
  • 代謝を高めダイエットの効率をアップさせる
  • 非常に強い殺菌作用がある
  • 生活習慣病を改善する

以下で詳細に解説していきます。

①クエン酸で疲労を回復させる

梅酢には、クエン酸という物質が多く含まれています。

クエン酸には、疲労物質である乳酸を分解して新陳代謝を促進する効果があります。これにより、疲労の回復が早まります。

クエン酸の疲労回復効果を期待する場合は、運動前・運動後に摂取するのが効果的です。

運動前には、体内にクエン酸を蓄えておくことで、運動時のエネルギー代謝をスムーズに行えます。運動後には、クエン酸が乳酸を分解して、疲労回復を促進します。

梅酢は疲労を回復させたい時に飲むのがおすすめです。

②血圧を安定させる

梅酢には、血管収縮性作用のある、ホルモンの動きを調整する効果があります。これにより、血圧の上昇を抑えて動脈硬化の発生を防ぐことが可能です。

また、梅酢には血液の流れを滑らかにする効果や、酸性に傾いた血液を中性に戻す効果もあります。

梅酢には血圧を安定させることがあるため、高血圧の方におすすめです。

③抗酸化作用で全身をアンチエイジングする

梅酢には、梅リグナンやビタミンE、クエン酸などの抗酸化物質が豊富に含まれています。これにより、細胞のアンチエイジングを促進し、若返りを期待できます。

また、梅には活性酸素を抑制する効果もあるのです。

活性酸素のバランスが崩れると酸化ストレスと呼ばれる状態になります。これは、細胞やDNAのダメージを引き起こし、老化や病気の原因となるのです。

梅に含まれる梅リグナンがこれを抑制することで、体細胞の状態を酸化から遠ざけられます。

④代謝を高めダイエットの効率をアップさせる

梅酢には、脂肪細胞の燃焼や肝臓の脂肪代謝効果を増進する作用があります。これにより、内臓と皮下細胞の両方から脂肪燃焼効果を得ることが可能です。

つまり、梅酢を飲むことで効率よくダイエットをすることができます。

また、梅酢に含まれるクエン酸は、糖質の吸収を抑える効果もあります。これにより、食事後の血糖値の上昇を抑えて、インスリンの分泌を減らします。

ダイエットしている方は、ぜひ梅酢を試してください。

⑤非常に強い殺菌作用がある

梅酢に含まれるクエン酸は、非常に強い殺菌作用を持つ物質です。口に含むと口内のミュータンス菌を抑制し、虫歯予防ができます。

また、梅酢を使うことで殺菌や消毒も可能です。

食品由来の成分のみで作られているため、食べ物に触れる場所にも使えます。たとえばお皿やまな板などの消毒の際に梅酢が役立ちます。

⑥生活習慣病を改善する

梅酢には、脂肪や糖分の吸収を抑えたり、代謝を高めたりする効果があります。これにより、生活習慣病の予防が可能です。

生活習慣病とは、高血圧や糖尿病などの代謝異常によって引き起こされる病気のことです。

これらの病気は、無駄な脂肪や糖分が体内に溜まって起こります。梅酢がこれらを抑えることで、生活習慣病の発症リスクを低減できます。

また、梅酢には血液の流れを良くすることで、循環器などの疾患も予防することが可能です。

梅酢の効果を高める味わい方3つ

梅酢はそのまま飲むと酸味が強いので苦手に思う方が多いです。

本章では、梅酢の効果を高めつつ、美味しく飲むことができるレシピを3つ解説します。

具体的には以下の3つです。

  • イワシなどの青魚で煮物を作る
  • 炭酸水で割ってドリンクにする
  • 野菜などで酢漬けを作る

①イワシなどの青魚で煮物を作る

梅酢にはカルシウムが豊富に含まれていますが、カルシウムの吸収を助けるEPAやDHAが豊富な青魚と一緒に食べると、さらに効果的です。

また、青魚の臭みを梅酢が消してくれるため、非常に食べやすくなります。

<材料>
・秋刀魚 (さんま) 4尾
・生姜 1かけ
・梅酢 (梅干しつけていた酢) 大さじ4
・砂糖 大さじ2
・みりん 大さじ2

<手順>
1. 秋刀魚は頭と内臓を取り除き、3等分に切る。生姜は皮をむいて千切りにする
2. 鍋に水を入れて沸かし、秋刀魚をさっと茹でて水気を切る
3. 別の鍋に梅酢、砂糖、みりんを入れて中火にかける。沸いたら秋刀魚と生姜を加えて落としぶたをし、10分ほど煮る
4. 火を止めてそのまま10分ほど置いて味をしみ込ませる

②炭酸水で割ってドリンクにする

梅酢の爽やかな風味や香りを引き立ててくれる炭酸水との相性は抜群です。

梅酢にはクエン酸が多く含まれており、疲労回復や代謝アップに効果があります。夏バテの防止やダイエットにもおすすめです。

<材料>
・氷 お好みで
・梅酢 大さじ1
・炭酸水 200ml

<手順>
1. グラスに氷を入れます
2. 梅酢を注ぎます
3. 炭酸水を注いで混ぜます

③野菜などで酢漬けを作る

梅酢には強い殺菌作用もあるため、野菜などで酢漬けを作ると保存食や常備菜として便利です。

野菜の甘みや旨みを引き出す梅酢の風味が、夏野菜のミョウガやキュウリ、冬野菜の大根や人参など、季節の野菜との組み合わせで楽しめます。

<材料>
・ミョウガ 10個
・梅酢 大さじ2
・砂糖 小さじ1
・塩 小さじ½

<手順>
1. ミョウガは縦半分に切って薄切りにします
2. ボウルに梅酢、砂糖、塩を入れて混ぜます
3. ミョウガを加えてよく和えます

梅酢は食べるだけではない!殺菌効果を生かした使い方

梅酢は食べるだけでなく、その強力な殺菌効果を生かして、日常生活の中で役立てられます。ここでは、梅酢の殺菌効果を生かした使い方を紹介します。

  • うがい薬として使用する
  • 殺菌・消毒用の除菌スプレーとして使用する
  • 掃除をする際のクリーニング用として使う

以下でそれぞれ解説します。

①うがい薬として使用する

梅酢には殺菌・抗菌作用があります。

外から帰ってきたときや風邪の予防に、梅酢でうがいをすると喉の痛みも和らげることができます。梅酢は食品なので、口の中に入っても安心です。

梅酢と水を5〜6対1くらいの割合で薄めてうがいをするのがおすすめです。また、口臭予防にも効果があるので、ぜひ試してください。

②殺菌・消毒用の除菌スプレーとして使用する

梅酢は強力な殺菌効果を持っています。

そのため、まな板や調理器具、食器などを消毒もできます。

食品なので口に入れるものに使っても問題ありません。ただし、物を染める可能性がある赤梅酢よりも、白梅酢を使うほうがベターです。

100均などで売っているスプレーに、1/3程度の梅酢を入れて、2倍の水で薄めたらできあがりです。

③掃除をする際のクリーニング用として使う

梅酢は食品でありながら、クエン酸を含んでいるため掃除にも使えます。

クエン酸には、水垢や油汚れを落とす効果があります。浴室やキッチン、トイレなどの掃除に、梅酢を利用してみましょう。

ただし、物を染める可能性がある赤梅酢よりも、白梅酢を使う方がよいでしょう。

さまざまな効果がある梅酢の作り方

梅酢の作り方は非常に簡単で、生梅と塩を用意するだけです。

以下に具体的な手順を説明します。

  1. 梅をよく洗い、ひと晩水に浸けてアク抜きします。
  2. 水気をよくふき取ります。
  3. ようじで梅のへたを取ります。
  4. 熱湯またはアルコール消毒した保存容器に梅を入れます。
  5. 塩と梅を交互に入れて漬け込みます。梅の重量の二割ぐらいの重さの重石をしておきます。
  6. 数日置いておくと梅から水分(梅酢)が上がってきます。

塩は梅の重量の18〜20%の量を用意してください。

梅酢は冷暗所で1か月以上保存すると飲めますが、2〜3か月や半年経ってから飲むと味がまろやかになります。好みの味になったら梅を取り出してください。

梅酢の賞味期限は冷暗所であれば常温で1年以上持ちますが、心配な場合は冷蔵庫で保管するのがおすすめです。

梅酢はそのまま飲んでもよいですが、水や炭酸水で割ったり、レモンやハチミツを加えたりするとさらにおいしく飲めます。

また、サラダドレッシングやマリネ液、煮物や炒め物などの調味料としても使えます。梅酢はさまざまな効果があるだけでなく、使い方も多彩なので、ぜひ作ってみてください。

梅酢の健康効果に関するQ&A

梅酢の健康効果に関するQ&Aに回答します。

  • 梅酢の保存期間はどのくらいですか?
  • 濁ってしまった梅酢は飲めますか?
  • 梅酢を早く上げる方法はありますか?

①梅酢の保存期間はどのくらいですか?

塩分20%程度のものなら冷暗所で1年くらい保存が可能です。

ただし、退色して風味が抜ける前に使い切るのがベターです。色が薄くならないうちにすべて使ってしまおうという考え方もあります。

風味が楽しめなくなってしまった梅酢は消毒用などに使うのがおすすめです。

②濁ってしまった梅酢は飲めますか?

梅酢が濁ってしまった場合、カビが発生している可能性があるので注意が必要です。

梅の皮が破れて果肉が浮いただけの場合や、正常な発酵で酸膜が発生しただけのケースもあるのですが、カビが生えているものと区別はつきにくいです。

また、正面に白カビが浮いているだけの場合は対処が可能です。カビを取り除き、沸騰させてから冷まして保存してください。

しかし、カビの種類によっては有毒なものもあるため、安全を確認できない場合は飲まない方が無難です。

③梅酢を早く上げる方法はありますか?

梅酢を早く上げる方法としては、梅をよく洗って水気を拭き取り、塩をまんべんなくまぶすことが大切です。

また、塩分濃度を高めにすることや、梅の重量の二割程度の重石をする

プラムレディの梅酢には活用法が多い!健康効果も得られる調味料

梅酢には、食品としての効果だけでなく、殺菌効果を生かした使い方もあります。

梅酢をうがい薬として、殺菌・消毒用の除菌スプレーとして、掃除をする際のクリーニング用として使うなど、さまざまな使い方があります。

プラムレディでは紀州南高梅を塩漬けした際に出てくる無添加の梅酢を販売しています。

プラムレディの梅酢はお肉や、お魚料理の下処理に使えるのはもちろん、鶏むね肉のから揚などにも使えるため、さまざまな料理に活用可能です。

日本の伝統的な食文化である梅酢を、プラムレディの美味しさと健康のバランスを考慮した逸品でお楽しみください。