梅エキスとはどのようなもの?|メリットから家庭でできる作り方まで紹介

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梅エキスとはどのようなもの?|メリットから家庭でできる作り方まで紹介

梅エキスは、ただの健康食品ではなく、美容から健康、さらには料理まで幅広い活躍を見せます。

しかし、何となくその名前を聞いたことがあるだけで、梅エキスが具体的にどのようなものなのか詳しく知らない、という方も多いかもしれません。

この記事では、梅エキスの基礎知識や効果、飲み方について詳細に解説します。梅エキスについて知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

梅流し

梅エキスとは|知っておきたい基礎知識

梅エキスとは、梅から抽出されるエキスで、1kgの青梅からわずか20g程度しかできない貴重な液体です。

梅エキスは、梅の持つ健康効果を濃縮したものであり、さまざまな栄養素や有効成分が含まれています。

  • 梅エキスの概要
  • 梅エキスの歴史

本章では、上記の2点について詳しく解説していきます。

梅エキスの概要

梅エキスは健康食品ブームで作られたものではなく、実は古くから愛用されてきました。

江戸時代から民間薬としてその価値が認識されており、その効果は当時の医学書『諸国古伝秘方』にも詳述されています。

『諸国古伝秘方』によれば、梅エキスは伝染病や食中毒、消化不良などの治療に有用であるとされています。

このように、梅エキスの健康効果は長い歴史を通じて試され、人々に信頼されているのです。

古代から伝えられるその知識や経験は、現代でもその価値が認められており、注目を集めています。

長い歴史を持つ梅エキスは、流行に左右されずその本質的な価値により長く人々に愛され続けてきた製品です。

梅干しの概要についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:梅干しの健康効果13選|一緒に食べたいおすすめ食材も紹介

梅エキスの歴史

梅エキスは、日本特有の伝統的な健康食品で、そのルーツは200年以上前の江戸時代にまで遡ります。

1817年(文化14年)に作られた衣笠順庵の医学書「諸国古伝秘方」において、民間伝承薬として梅エキスに関する記載があったことが知られています。

それ以来、梅エキスは日本人に深く愛され、その効能が世代を超えて受け継がれてきました。

また、梅エキスは保存食としても利用され、長期間の保存に適していることから、日本の歴史的な食文化において重要な役割を果たしてきました。

梅エキスは日本の長い歴史の中で、日本人の健康や生活に寄り添い、多くの人々にとってなくてはならない存在となっています。

その伝統と信頼性が、現代の日本でも梅エキスの人気を支えています。

梅エキスがもたらす効果・効能|摂取で得られる代表的なメリット

梅エキスは、健康と美容に対して様々な効果があることが分かっています。

主に大きく分けて3つの効果があります。

  • 抗酸化作用
  • 抗菌作用
  • 疲労回復効果

次の章で詳しく解説していきます。

梅エキスについてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:おすすめな梅エキスの選び方は?梅エキスの効果や使い方を徹底解説!

参考:梅エキスにはこんな効果がある!実際に表れる凄い効果と飲む際に注意することについて解説

抗酸化作用

梅エキスには「ピノレシノール」や「リオニレシノール」といった成分が含まれており、これらには細胞の老化を防ぐ強力な抗酸化作用があります。

これらの成分は活性酸素やフリーラジカルといった体内の酸化ストレスを中和し、細胞のダメージを防ぐ働きがあるのです。

抗酸化作用がある成分は、特定の疾患の予防にもつながる可能性があります。

例えば、動脈硬化は、活性酸素が関与する炎症反応や酸化LDLコレステロールの生成によって進行するのです。

梅エキスの成分がこれらの物質を抑制することで、血管の健康を保つとともに、動脈硬化のリスクを減らす場合があります。

抗菌作用

梅エキスには梅に固有の成分である「梅リグナン」が含まれています。

梅リグナンは微生物に対して抑制効果を持ち、細菌やウイルスの増殖を阻害する働きがあるのです。

この抗菌・抗ウイルス作用は、特に風邪やインフルエンザなどのウイルス性感染症に対して効果が期待されます。

さらに、梅リグナンには免疫力の向上にも関与する効果があります。

免疫力は身体の抵抗力を高め、病気に対する防御機能を向上させる重要な要素です。

このように、梅エキスに含まれる成分により、感染症を予防することが出来ます。

梅エキスの成分についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:梅エキスに含まれる成分とは?期待できる効果・いつ飲むのがベストかも紹介

疲労回復効果

梅エキスにはクエン酸という、有機酸が豊富に含まれています。

ある研究によると、クエン酸は軽度の運動による一時的な疲労や日常生活における疲労に対して、効果を発揮することが分かりました。

その理由として、クエン酸は身体内でエネルギー産生の過程で重要な役割を果たすため、疲労回復に寄与する要因と考えられています。

さらに、暑さからくる疲労、一般に「夏バテ」と呼ばれる状態に対しても、梅エキスが有効であると示唆されています。

夏バテは高温や湿度により体力や食欲が低下し、疲労感が増す状況のことです。

梅エキスは水分や栄養の補給に役立つ成分が豊富に含まれています。

暑い夏の時期に、これらの成分が体から大量に失われるため、梅エキスを摂取することで夏バテの緩和や疲労を回復させてくれる可能性があります。

梅エキスを効果的に飲むタイミング

梅エキスの持つ数々の健康効果を最大限に引き出すためには、いつ、どのようなタイミングで飲むべきなのでしょうか?

  • 梅エキスの飲み方
  • 梅エキスを摂取するタイミング

以下で、この2つについて詳しく解説していきます。

梅エキスの飲み方

梅エキスは酸味が強いため、直接飲むのは少々難しいかもしれません。

梅エキスをそのまま飲みたい場合や炭酸水やお湯で薄めて飲む場合は、量は小さじ一杯程度が適量とされています。

さらに、その酸っぱさを和らげるための方法として、はちみつや砂糖を少し加えるのもおすすめです。

これにより、梅エキスの酸味が緩和され、より飲みやすくなります。

梅エキスを摂取するタイミング

梅エキスを飲むタイミングは特に決まりはなく、朝、昼、夜のいつでも摂取することが可能です。

ただし、ひとつ注意すべき点として、空腹時に摂取するのは避けた方が良いとされています。

また、一日の疲労を癒すためには、寝る前の摂取がおすすめです。

夜間に梅エキスを摂ることで、その疲労回復効果を最大限に引き出すことができます。

より詳しく梅エキスの飲み方を知りたい場合はこちらの記事も参考にしてください。

参考:梅エキスの飲み方のおすすめは?飲むタイミングや飲み方について梅エキス生産者が徹底解説

梅エキスを美味しく摂取する方法

梅エキスを美味しく摂取する方法は様々あります。

今回は5つの方法をご紹介していきます。

  • そのまま食べる
  • ドレッシングにする
  • ヨーグルトに混ぜる
  • 料理の隠し味にする
  • 割材で薄めて飲む

以下で詳しく解説します。

そのまま食べる

梅エキスをそのまま口に含み、食べることで、梅エキスに含まれる成分・栄養分を、ありのままに摂取することができます。

少し酸味が強いので、はちみつや砂糖などを加えると食べやすくなります。

梅に含まれている栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

参考:梅干しの栄養は?梅干しに含まれている栄養素と梅干しの選び方について解説

ドレッシングにする

梅エキスの酸味は、サラダのドレッシングにぴったりです。

オリーブオイルや酢、塩、胡椒に梅エキスを小さじ一杯加えて自家製ドレッシングを作ることができます。

また、市販の和風ドレッシング(和風、青じそ、おろし玉ねぎなど)に加えて使用することで、簡単に摂取することが可能です。

市販のドレッシングに梅エキスを追加した場合は、できるだけ早めに使い切ることをお勧めします。

ヨーグルトに混ぜる

梅エキスをヨーグルトに混ぜると、二つの酸味が合わさり、爽やかな風味になります。

酸っぱさが苦手な人は、ハチミツを加えて甘さをプラスすることも可能です。

また、キウイやグレープフルーツのような酸っぱいフルーツと一緒に食べることで、さらに酸味を強調することもできます。

甘さが欲しい場合は、いちごや冷凍ラズベリーなどを追加することもおすすめです。

自分の好きな味を見つけて、毎日ストレスなく続けることが大切です。

料理の隠し味にする

梅エキスは、料理の隠し味として使うこともできます。

梅エキスには、酸味が多く含まれていますが、酸味には旨味を活かし、その味わいを補う働きがあるのです。

煮物に加えると、素材の持つ味の輪郭が際立ちますし、南蛮漬けなどに加えると、よりスッキリとした酸味が食欲をそそります。

梅エキスは少量でもその効果を発揮しますので、大量に使う必要はありません。

料理の味が大きく変わる心配はありませんので、ご安心してご使用ください。

割り材で薄めて飲む

梅エキスは、温かいお湯で割ると、身体を内側から温める効果が期待できます。

また、暑い時期には氷とサイダーに梅エキスを加えるとスッキリとした味になるのでおすすめです。

よりスッキリと召し上がりたい時は、サイダーではなく炭酸水にすることで、甘み無く、酸味をしっかりと味わえる、夏向けの飲み物に仕上げることができます。

他にも梅エキスの使い方について、詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

参考:梅エキスの使い方は?美味しい食べ方・飲み方・レシピを紹介

梅エキスの作り方

それでは、梅エキスの作り方について解説をしていきます。

作り方は大きく分けて以下の3ステップです。

  • 青梅を準備する
  • すりおろして果汁をしぼる
  • 果汁を煮詰める

以下で、詳しく説明していきます。

青梅を準備する

まず初めに、青梅を1〜2kg準備します。

1kgの梅から作ることのできる梅エキスの量は、20g程度とごく少量です。

この際、熟す前のしっかりと固い青梅を用意してください。

青梅はおろして使うため、実が柔らかいと、上手におろすことができません。

梅はさっと洗って汚れを落とし、水気をしっかりと切っておきます。

すりおろして果汁をしぼる

水気がしっかり切れたら青梅をすりおろします。

使用するおろし器は、セラミック製かプラスティック製のものを選んでください。

金属に梅の酸が反応して黒ずんでしまうため、アルミ製のものは使用出来ません。

おろすのに必要な時間の目安は、1kgで1時間程度です。

すりおろせたら、ホーローの鍋や土鍋など、酸に強い鍋と、清潔な布巾や手ぬぐいを用意します。

清潔な布巾や手拭いに、すりおろした梅を汁ごと適量入れ、横から出てこないように包んでから、手でしぼるようにして果汁を鍋の中にしぼり出します。

この汁が梅エキスのもととなりますので、雑巾をきつくしぼるように、ギュギュッときつめに果汁をしぼり切ることが大切です。

果汁を煮詰める

絞り切った梅の果汁は、酸に強い鍋でぐつぐつと気長に煮詰めていきます。

鍋を火にかける時間は、梅2㎏分の果汁で、1〜2時間はかかります。

煮込んでいると、果汁の上面にあくがわいてきますので、丁寧にすくい取ります。

加熱中は、鍋底が焦げないようにヘラで底を大きく混ぜながら、弱火で煮詰めてください。

段々と色が付き、濃度が出てきます。

出来上がった梅エキスは、熱湯消毒をした保存容器(蓋のしまる小ぶりの瓶が好ましい)に移し、冷蔵庫で保管し、早めに食べ切ってください。

さらに梅エキスの作り方を詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:【梅専門店直伝】梅エキスの作り方を紹介! 

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