梅干し×緑茶「福茶梅」とは?作り方や美容・健康に嬉しい効果を紹介!

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梅干し×緑茶「福茶梅」とは?作り方や美容・健康に嬉しい効果を紹介!

大晦日やお正月、節分などのお祝いごとにおすすめなのが「福茶梅」です。

福茶梅とは、梅干しや昆布が入った緑茶のことで、正式には「福茶(ふくちゃ)」「大福茶(だいふくちゃ)」と呼ばれています。

とても縁起の良い飲み物ですが、京都が発祥の地であるため、初めて聞く方も多いと思います。

そこで本記事では、福茶梅とは何か、作り方や美容・健康に嬉しい効果をご紹介します。

梅干しのアレンジドリンクを作りたい、緑茶をより美味しく飲みたいという方は是非参考にしてください。

福茶とは

福茶とは、緑茶の中に梅干しや結び昆布を入れたお茶のことで、黒豆や山椒などを淹れる場合もあります。

梅の木は生命力があり、家庭円満を象徴する縁起の良い花として知られています。

また、昆布には「喜ぶ」、黒豆には「まめまめしく働く」という意味があり同じく縁起物です。

山椒は香りが強いことから、魔除けの意味をもつと古くから伝えられています。

福茶は、福を招く縁起物として、大晦日やお正月、節分などお祝いごとで飲まれることが多いです。

福茶の由来・歴史

福茶を正月に飲む習慣は、今から1000年ほど前に始まりました。平安時代、村上天皇の時代に京都で疫病が流行したことがきっかけです。

真言宗の寺院・六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)の創建者である空也上人が、梅干しの入ったお茶を淹れて人々へ配りました。そのお茶を飲んだ人々の疫病がたちまち治ったことで広まったと考えられています。

それ以降、毎年正月になると、村上天皇が人々の無病息災を願ってこのお茶を飲んだとされています。

それから、その年の福を招くという意味で「福茶」と呼ばれるようになったのです。

梅干しのほかに、結び昆布や大豆を入れて飲むようになったのは室町時代のことです。

この習慣が京都から関西地方に伝わり、現在では広い地域で飲まれています。

出典:東京都茶協同組合「新しい年を健やかに。「福茶」の由来とは?

梅干し×緑茶!基本的な「福茶梅」の作り方

本記事でご紹介している「福茶梅」は、京都発祥の福茶を言い換えたものです。

塩昆布や結び昆布を入れることで梅昆布茶にもなります。

ここでは、梅干しと緑茶さえあればできる、基本的な「福茶梅」の作り方をご紹介します。

準備するもの

以下は1杯分の材料になります。

・梅干し……1個(中~大サイズ)

・塩昆布……2枚

・黒豆……3粒

・緑茶……ティーバッグ1個

・水……150ml

・山椒……適量

黒豆の代わりに節分の豆を使用しても良いです。

豆の数は吉数である「3」粒にすると縁起が良いとされています。

梅干しは加熱して焼き梅干しにしても良いですし、甘みのあるはちみつ梅干しを選ぶのもおすすめです。

必ず緑茶でないといけないわけではなく、ほうじ茶や玄米茶、茶葉なしなどさまざまな飲み方があります。

どれも簡単に手に入る材料ばかりなので、誰でも福茶梅を作ることができます。

手順

福茶梅の入れ方・飲み方の手順は以下になります。

  1. 新年の最初に若水を汲んでお湯を沸かします。
  2. 湯のみや茶碗に梅干しや塩昆布などの材料を入れておき、1を注ぎます。
  3. 一年の健康などを祈願しながら、その年の恵方を向いて飲んでください。

福茶梅は、梅干しの酸味と香ばしさ、昆布のコク、緑茶の苦みなど、奥行きのある味わいが楽しめます。

若水とは、元旦の朝一番に汲む水のことを意味しており、邪気を祓う神聖な水とされているものです。本来、井戸や川など自然物から汲む水のことをいいます。

しかし、今は一般家庭で水道水が普及しているため、水道水やミネラルウォーターが使用されることもあります。

このように福茶梅は誰でも簡単に作れます。

また、梅干しを自分で作ってみたいという方は、以下の記事を参考にしてください。

参考:梅干しの干し方をマスターしよう!簡単な作り方や注意点を解説

福茶梅の嬉しい効果

福茶梅はただ単に縁起がいいと言われているだけでなく、実際にさまざまな効果が期待できる飲み物です。

ここでは、福茶梅の効果効能をご紹介します。

  • 風邪やインフルエンザの予防
  • 胃腸の健康
  • ダイエット効果

以下でそれぞれ解説します。

風邪やインフルエンザの予防

梅干しは古くから「殺菌作用がある」として、風邪の予防などに用いられてきました。

和歌山県産の梅干しを用いた研究試験では、インフルエンザウイルスの増殖を抑える効果のある新たな成分が発見されています。

また、緑茶に含まれるカテキンには抗菌作用や抗ウイルス作用、抗炎症作用があることが分かっています。

中でも、緑茶に多く含まれるカテキン「エピガロカテキンガレート」には、ウイルスの感染を抑制する効果が期待できます。

以上のことから、福茶梅は風邪やインフルエンザ予防に役立てられる可能性があります。

梅干しのインフルエンザ予防効果について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

参考:梅干しでインフルエンザ予防!おすすめの食べ方や梅酢・梅エキスの効果も紹介

出典:和歌山県立医科医学部「和歌山県伝統産業の振興と農林水産物を用いた特産品の開発

出典:Jstage「緑茶の効能気道感染症に対する臨床的エビデンス

胃腸の健康

梅干しに含まれるクエン酸には、腸を刺激してぜん動運動を活発にし、便意を促す作用があります。

また、梅干しに含まれる梅ポリフェノールには、腸内細菌フローラを改善する作用があることも研究から明らかになっています。

さらに、緑茶に含まれるカテキンは、コレラ菌などの病原菌や食中毒を起こす細菌、大腸菌O-157などに強い抗菌効果が期待できる成分です。

梅干しや緑茶は胃腸の健康維持にも役立つため、便秘に悩む方や食中毒が心配な食事(生ものなど)をする際におすすめです。

梅干しの効果についてより詳細に知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

参考:梅干しの効果・作り方は?保存方法やおすすめのアレンジレシピもご紹介

出典:CiNi「近畿大学生物理工学部紀要|梅ポリフェノールのマウス腸内細菌フローラ改善効果

出典:静岡県お茶振興課「菊川市|緑茶で免疫力を高めよう

ダイエット効果

梅干しに含まれるバニリンには、脂肪細胞の肥大・増加を防ぐ効果が期待できます。

梅干しは、加熱するとバニリンに変化するバニリングルコシドという物質も含まれているため、ダイエット効果を高めるには焼き梅干しが良いです。

また、梅干しにはオレアノール酸という有機酸も含まれています。

この有機酸には、食べ物を腸から吸収されるようにするα-グルコシダーゼの活性を抑える働きがあり、食後の血糖値上昇を抑えるのに効果的です。

このように梅干しにはダイエット効果が期待できます。そのため、福茶梅を食べることで、梅干しの持つダイエットに良い効果も得られます。

梅干しのダイエット効果について知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

参考:梅干しで美味しくダイエット!痩せる理由やその他の効果、方法を紹介

出典:和歌山県「和歌山県産食材機能性ガイド(第三版)

出典:仙台赤門短期大学 看護学科「梅干しの効用」について|教職員コラムリレー

出典:佐々木化学薬品株式会社「α-グルコシダーゼについて

梅干しはお茶請けにもおすすめ

お茶請けとは、お客様が来た時などにお茶と一緒に出すお菓子のことです。

緑茶の苦み・渋みは甘いスイーツとの相性が良く、ようかんや大福などの和菓子はもちろん、ケーキなどの洋菓子とも合います。

お茶請けには甘い物、というイメージがありますが、実は梅干しもお茶請けに向いているんです。

緑茶の苦み・渋みと梅干しの酸味は互いを引き立て合うため、一緒にいただくと味に深みが出ます。

梅干しにもいくつか種類がありますが、中でも和歌山県の紀州南高梅がおすすめです。

紀州産南高梅は、粒が大きく肉厚なのが特徴的で、ジューシーで甘みがあると評判です。

お茶請けとしてお客様に出すのであれば、ぜひ紀州産南高梅をお選びください。

また、紀州産南高梅について詳細を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

参考:南高梅はどんな梅?基本の梅干し・はちみつ梅干しの作り方を紹介

参考:梅干しにはどんな種類がある?味・品種の違いや、選ぶ際のポイントを解説

プラムレディの梅干しで福茶梅を作ろう!

福茶梅には、風邪・インフルエンザ予防、ダイエットなどに効果的な成分が含まれています。

大晦日やお正月、節分などのお祝いごとはもちろん、日ごろから健康維持のために飲むのがおすすめです。

大切な家族やご自身の無病息災を願うのなら、とびきり美味しい梅干しをお選びいただきたいです。

プラムレディでは、福茶梅やお茶請けにピッタリの紀州産南高梅を販売しております。

和紙個包装で木箱入りの商品や縁起の良い紅と白の梅干しセットなど、贈答品に最適な商品もございますので、ぜひお立ち寄りください。

気になる方は、ぜひプラムレディを試してください。