梅干しでインフルエンザ予防!おすすめの食べ方や梅酢・梅エキスの効果も紹介

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梅干しでインフルエンザ予防!おすすめの食べ方や梅酢・梅エキスの効果も紹介

「梅干しは風邪に効く」という話を聞いたことがある方は多いと思います。

梅干しに含まれる成分には抗菌作用や抗ウイルス作用があり、細菌を体の外に追い出す働きがあるのです。

そのため、梅干しが持つ成分はインフルエンザ予防にも役立ちます。

本記事では、梅干しがインフルエンザ予防になる理由やおすすめの食べ方、梅酢・梅エキスの効果をご紹介します。

梅干しがインフルエンザを撃退する

「梅はその日の難逃れ」という諺があるように、梅干しには健康や美容に効果的な成分が多く含まれています。

そんな梅干しが持つ成分はインフルエンザにも効果があると言われています。

ここでは、インフルエンザに効果的な梅干しの成分をご紹介します。

梅酢ポリフェノール

梅干しに含まれる梅酢ポリフェノールには、ウイルスの増殖を抑える効果があります。

和歌山県産の梅酢ポリフェノールを用いた研究では、同成分がインフルエンザウイルスの増殖を阻害することが分かりました。

感染後の初期過程だけでなく、細胞に吸着した後にも効果を示すため、喉の痛みや熱などの症状を抑えるのにも役立ちます。

この研究では、アルギニンと呼ばれるアミノ酸の作用で梅酢ポリフェノールの活性化も見出されました。

梅干しを食べる時は、鶏肉や大豆、牛乳などアルギニンを多く含む食材と併せて食べるのがおすすめです。

なお、梅酢ポリフェノールは梅の実に0.1%の量が含まれており、梅干しを漬けた時は梅干しに8割の残り、2割は梅酢に出るとされています。

出典:和歌山県立医科大学「和歌山県産農作物に由来する物質のもつ抗ウイルス活性の探索および  ウイルス感染制御への応用に向けた基礎的研究

出典:紀州田辺うめ振興協議会「インフルエンザ予防に梅が良い!

ムメフラール

ムメフラールとは、梅エキスから発見された成分で、生の梅には含まれず、加熱した梅干しなどに含まれます。梅エキスとは、梅から抽出されるエキスのことです。

薬科大学の教授が行った研究では、ムメフラールにもインフルエンザウイルス増殖を抑える効果があると判明しました。

これ以外にも、ムメフラールには血流改善作用があります。

血流が良くなると、体に必要な栄養や血液の巡りが良くなるだけでなく、老廃物の排出もスムーズになります。

むくみや冷えの解消、疲労回復などにも役立つのです。

また、血行不良は血管に圧力をかけることになり、血圧上昇につながります。

血液の巡りを良くすることは、血圧を正常化するためにも重要です。

インフルエンザ対策をしたい人や血流改善を目指す人は、梅干しを加熱して食べると、その効果を得やすくなります。

出典:技術論文「梅 肉 エ キ ス 中 の ム メ フ ラ ー ル 定 量 法

出典:KAKEN「ヘマグルチニンを標的とする新規抗インフルエンザウィルス薬の合理的開発

インフルエンザ予防におすすめの梅干しの食べ方

梅干しはそのまま食べても十分美味しいですが、インフルエンザ対策するのであれば、ひと手間加えるのがベターです。

ここでは、インフルエンザ予防におすすめの梅干しの食べ方をご紹介します。

  • 加熱して食べる
  • 料理に使う
  • 梅流しにして食べる

以下でそれぞれの食べ方について解説します。梅干しでインフルエンザ予防をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

加熱して食べる

梅干しを加熱すると、インフルエンザウイルスの増殖を抑える成分・ムメフラールが生成されます。

梅干しを食べる時は、電子レンジやフライパンなどで加熱するのがおすすめです。

梅干しを加熱するとムメフラールが生まれるだけでなく、塩気が抑えられて食べやすくなります。

梅干しを加熱する際の手順は以下の通りです。

<フライパンの場合>

  1. フライパンに油を引かず、梅干しを並べます。
  2. 梅干し全体に薄く焼き目がつくまで転がしながら加熱します。

梅干しを焼く際は、焦げにくいフッ素樹脂加工のフライパンを使うのがおすすめです。

<電子レンジの場合>

  1. 耐熱皿に梅干し同士の間隔を空けて並べ、ラップを軽くかけます。
  2. 600Wで1分程度加熱してください。
  3. 梅干し全体がきちんと温まっていることを確認します。

温まりが足りない場合は、さらに30秒加熱してください。
しかし、レンジによる加熱は梅干しが爆発する可能性もあるため十分注意して行ってください。

料理に使う

酸味や塩気が効いた梅干しは、さまざまな料理との相性が良く、メリットも多いです。

例えば、魚料理や肉料理に使うと、梅干しのクエン酸が食材を柔らかくしてくれるため、より美味しく食べられます。

以下で、梅干しを使った料理の一例をご紹介します。

<酸っぱい梅干し>

  • きゅうりの梅肉和え
  • 梅と長芋のおかか和え
  • 鶏胸肉梅肉ソースがけ
  • 梅干し餃子
  • ささみの梅しそ春巻き

参考記事:酸っぱい梅干しの選び方は?作り方や大量消費の方法も紹介 – プラムレディ

<冷凍梅干し>

  • 冷やしそうめん
  • 冷汁
  • 冷凍梅干しアイス

参考記事:梅干しは冷凍保存できる!上手な保存方法や活用レシピなどを紹介 – プラムレディ

<梅干しのお菓子>

  • 梅味の寒天入りあんみつ
  • 梅ゼリーのレアチーズケーキ

参考記事:梅干し関連のおすすめお菓子を紹介|アレンジレシピや選ぶ際のポイントも解説 – プラムレディ

梅流しにして食べる

便秘や腸の不具合で悩んでいる方におすすめなのが「梅流し」です。

梅流しとは、梅干しと大根を煮て、それを煮汁と一緒に食べる食事療法のことを指します。

梅干しには、便秘解消に効果的なクエン酸などの成分が含まれています。

また、大根にも食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消に効果的です。

梅流しをすることで宿便の排出を促し、腸内環境を整えることが可能です。

便秘解消の効果が高いことから、すっきり大根とも呼ばれています。

梅流しの効果効能や食べ方のポイントについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

参考:梅流しで腸内デトックス!効果や作り方、食べる際のポイントを紹介

梅干しは1日に何個食べるのが良い?

梅干しでインフルエンザ予防するにあたり、1日に何個食べるのが良いのでしょうか。

確かに、梅干しには抗ウイルス作用のある成分が含まれていますが、1日に4個も5個も食べると塩分過多になる恐れがあります。

例えば、プラムレディのあまちゃづる入みなべの梅の場合、1粒当たり1.5gの塩分が含まれています。

健康な成人に推奨されている塩分摂取量は、男性が7.5g未満、女性が6.5g未満ですので、1日1〜2個程度が適切です。

他の食品から摂取する塩分量も考えて、食べる量を決めるようにしてください。

参考記事:梅干しの食べ過ぎは大丈夫?塩分が多い?1日何個まで食べられるのかや健康のリスクを梅干し農家が徹底解説

出典:日本高血圧学会「高血圧の予防のためにも食塩制限を―日本高血圧学会減塩委員会よりの提言

インフルエンザ予防には、梅干し以外の梅加工品もおすすめ

インフルエンザ予防で梅干しを食べるのであれば、梅干し以外の梅加工品もおすすめです。

  • 梅酢
  • 梅エキス

どちらもインフルエンザ予防に効果的な成分が含まれており、梅干しとは違う使い方もできます。以下でそれぞれ解説します。

梅酢

梅酢とは、梅を塩漬けにする時にできるエキスのことです。

梅酢には梅酢ポリフェノールが含まれており、インフルエンザウイルスの増殖を抑える効果が期待できます。

紀州田辺うめ振興協議会が行った研究では、梅酢ポリフェノールを入れた場合、入れない場合に比べてウイルスの増殖が1/100にまで抑えられることが分かりました。

梅酢ポリフェノールの濃度とウイルスの消毒作用が比例することから、梅酢の抗ウイルス作用は大いに期待できます。

2017年には、医薬品や化粧品に使用するための用途特許を取得しています。

梅酢の使い方もさまざまで、水や炭酸水と割って飲む梅酢ドリンクなどが代表的です。

魚料理や肉料理に入れると臭み消しにもなりますし、ドレッシングにも使えます。

また、調味料として料理の味付けに用いることができて便利です。

インフルエンザや風邪の予防であれば、薄めてうがいや消毒用スプレーに使うのもおすすめです。

参考:梅酢の使い方は?簡単・美味しいおすすめレシピと使用方法を紹介!

出典:JA紀南「梅酢にインフル抑制成分

出典:産経ニュース「梅酢ポリフェノール 「用途特許」を取得 和歌山・田辺市など

梅エキス

梅エキスとは、青梅から採れる果汁を煮詰めてペースト状にしたものです。

青梅1㎏に対して、20g程度の梅エキスをつくることができます。

梅エキスの製造には加熱工程が含まれるため、ムメフラールが含まれます。

先述の通り、ムメフラールは加熱した梅干しに含まれる成分で、インフルエンザ予防に効果的です。

研究から、梅エキスには血流改善効果があることが分かっています。

約3gの梅エキスを、一週間毎日食べ続けたところ、血流の改善が認められました。

梅エキスはそのまま食べることもできますが、別の使い方もできます。

  • お湯で割って飲む
  • ヨーグルトにトッピングする
  • ドレッシングに混ぜる
  • 豚しゃぶや素麺のタレにする
  • おかゆと一緒に食べる

そのまま食べる場合は、小さじ1杯程度を目安に、毎日継続して食べることをおすすめします。

参考:おすすめな梅エキスの選び方は?梅エキスの効果や使い方を徹底解説!

出典:化学 と生物Vol. 42, No. 4, 2004|梅肉エキスに秘められた 血流改善効果

プラムレディの梅干しでインフルエンザを予防しよう

梅干しには抗菌作用のあるクエン酸だけでなく、ウイルスの増殖を抑える梅酢ポリフェノールやムメフラールが含まれています。

ぜひ、風邪やインフルエンザを予防するのに梅干しを役立ててください。

プラムレディでは、本記事でご紹介した梅干しはもちろん、梅酢梅エキスなども販売しております。

それぞれ異なる使い方ができるため、用途に合わせてお選びください。

梅干しの最高級品種である紀州南高梅を使った商品がプラムレディの自慢です。

美味しい梅干しを食べて、毎日元気にお過ごしください。